動物愛護のあれこれ

戦後日本を中心に動物愛護の歴史研究をしている研究者のブログです。

平成29年度(2017年度)の犬・猫の引取、処分統計が発表されました

平成29年度(2017年度)の犬・猫の引取、処分統計が環境省から発表されました。

 

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出典:環境省動物愛護管理室「犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況」、2018年11月1日発表。

https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/statistics/dog-cat.html

 

殺処分数は、43,227頭で、前年度の55,998頭から12,771頭(22.8%)減少しました。

引取数は、100,631頭で、前年度の113,799頭から13,168頭(11.6%)減少しました。

返還・譲渡数は、56,814頭で、前年度の57,386頭より減少していますが、引取数全体に占める返還・譲渡数の割合は、56.5%と、平成28年度の値(50.4%)から6.1%向上しています。

 

以下の環境省のウェブサイトでは、より詳細な統計やグラフを閲覧することができます。

環境省_統計資料 「犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況」 [動物の愛護と適切な管理]

 

なお、平成30年度版の『動物愛護管理行政事務提要』も公開されていることを確認しました。

動物の愛護及び管理に関する法律」に基づいて、環境省や全国の自治体が行った事業などがまとめられている他、「動物取扱業」や「特定動物」、動物による「咬傷事故」など、様々な統計を閲覧することができます。

 

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出典:環境省動物愛護管理室「動物愛護管理行政事務提要(平成30年度版)」2018年11月11日アクセス

https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/statistics/gyosei-jimu_h30.html